はじめまして、「ろう者学×ヘルス情報ラボ」管理者の高山亨太(たかやまこうた)です。
当ページでは、ろう・難聴者の健康や医療に関する情報を毎週わかりやすく発信している過去のトピックをまとめています。
🔍 なぜ、このプロジェクトを始めたのか?🔍
ろう・難聴者は、健康情報の入手方法が聴者(聞こえる人)とは大きく違うことがこれまでの研究で明らかになっています。
多くの研究において、ろう者は医療機関や専門家よりも、友人、ろうコミュニティ、SNSなどのネットワークから健康情報を得る傾向があると言われています。
このたび、「ろう者学 × ヘルス情報ラボ」公式LINEアカウントを開設しました。
ろう者学や、ろう・難聴者の健康に関する情報を、毎週月曜日に配信していきます。(祝日はお休みする場合があります。)
ご関心のある方は、ぜひご登録いただけますと嬉しいです。
また、ご友人や関係者の方々へ、このお知らせのご共有も大歓迎です。特に、ろう・難聴当事者、手話通訳などの専門職の方々の登録を大歓迎します。
▼登録の方法は、三つあります。
①以下のIDをLINEで検索して、お友達追加いただく。
@648lnnjp
②以下のリンクを直接クリックして、お友達追加いただく。
https://lin.ee/U0Y0BgJ
③右のチラシの中にあるQRコードをスマートフォンのカメラで読み取り、お友達追加いただく。
現在、病気や治療を経験したろう・難聴者、コーダ、家族の方を募集しています。
当事者による経験談が、健康情報を伝えるうえでどのような効果があるのかを調べる研究を進めています。
「同じ経験をした人の話だから、わかりやすかった」
「安心して治療を受けることができた」
このような経験談には、大きな力があるかもしれません。
そこで、みなさんの体験をお聞かせいただきたいと考えています。
対象となる病気や治療は問いません。
✅ 入院した経験
✅ 手術を受けた経験
✅ がん
✅ 糖尿病
✅ 心臓の病気
✅ 精神的な不調
✅ 出産やリハビリ
✅医師とのコミュニケーション問題
✅医療ミス
✅健康診断や検査で困ったこと
✅家族のケア など
どのような病気・治療の経験でも歓迎します。
ご協力いただいた方には、薄謝ではありますが、謝金の準備がございます。
【お問い合わせ・ご応募】
📩 deafstudies.health.lab@gmail.com
みなさまのご協力を、心よりお待ちしております。
目次
以下の目次をクリックすると、該当するページが表示されます。
結論からお伝えします。
ろう者の健康の問題は
👉「知らないから」ではありません
👉「アクセスできない社会の仕組み」ことが原因です
では、なぜそうなるのでしょうか?
🔍 健康は「社会」で決まる
健康は、個人の努力だけで決まるものではありません。
たとえば
・病院に連絡できるか
・情報や説明が理解できるか
・安心して相談できるか
👉 こうした「まわりの環境」で決まります
これを 「健康の社会的決定要因(SDH)」といいます。
ろう者の場合、Smith & Chinによる2012年の
研究では、ろう者は
・生活習慣病リスクが高い
・ストレスや不安が多い
・病院に行きにくい
ことがわかっています (Smith & Chin, 2012)
⚠️ なぜ起きるのか?
こうした格差は
👉 コミュニケーションの壁
👉 情報へのアクセス不足
👉 社会制度の問題
によって生じていると指摘されています
つまり
👉 個人の問題ではないのです!
📊 最近のイギリスでの研究でも
ろう者が一番大事だと考えているのは
❌ 勉強ではなく
⭕ 医療の仕組みを変えること
・電話以外で予約できる
・通訳が使える
・わかりやすい説明がある
(Selby et al., 2026)
💡まとめ
ろう者の健康の問題は
👉「知らない」ではなく
👉「アクセスできない」
ということが大きな課題です。
今日は、健康の社会的決定要因(SDH)について覚えておいてください。
では、また来週の配信をお楽しみに。最後まで、ご視聴・閲覧ありがとうございました。
先週は、ろう者が健康情報をどこから得ているのか、そして SDH(健康の社会的決定要因) という考え方について紹介しました。今日は、SDHがどのように長生きや健康格差に影響するのかを、黒人の健康格差研究を例にしながら、「では、ろう者はどうなのか?」と考えていきましょう(using magnifying glass)
一般的に、健康格差や寿命には学歴が関係すると言われています。米国では高卒の白人が、大卒以上の学歴をもつ黒人より長生きなのです(!?)
これは、学歴が高くても、人種差別経験などが、健康に影響するのです。差別経験が多いほど、高血圧、腹部肥満、心疾患、乳がん、早死になどのリスクがあります。さらに、黒人などは、白人よりも質の低い医療を受けることがあり、その背景には、無意識の偏見や固定観念があると指摘されています。
こうしたことをふまえると、健康格差は個人の努力の問題ではなく、差別などの社会問題と深く関係していることがわかります。では、ろう者の健康格差については、どうでしょうか。
おすすめ動画(黒人の健康問題): https://x.gd/n3qpz
ヘルスリテラシーとは、
健康情報を「知っているか」ではありません。
必要な情報を見つける
内容を理解する
自分に必要かどうか考える
そして、生活や受診に活かす
のが大事です。
たとえば、
💊 薬を「1日3回、食後に飲む」と理解する
🩺 検査結果を見て、何に気をつければよいか考える
📋 2つの治療方法のメリット・デメリットを比べる
🙋 診察中に「もう一度説明してください」と質問する
🤝 通訳や筆談、字幕など必要な支援を求める
ことも含まれます。
また、日本の成人を対象にした調査では、
ヘルスリテラシーの平均点は
欧州8か国と比較してもかなり低いのです。
健康情報を判断、活用するが苦手と感じる日本人が多いのです。
つまりヘルスリテラシーは、
「個人の力」であると同時に、
「社会が情報をどう届けるか」が重要です。
🟢 ろう者のヘルスリテラシー研究から
McKeeら(2015)によるアメリカ手話を使うろう者の
ヘルスリテラシーの調査があります。
その結果、ASLを使うろう者の48%が、
健康情報を理解し、医療行動の判断にあたって
困難が生じやすいリスクがあることが示されました。
でも、ここで大切なのは、
これを「ろう者本人の知識不足」と決めつけないことです。
健康情報の多くは、
📢 音声
📄 文字
🩺 専門用語
を中心に作られてきました。
そのため、手話を第一言語とする人は、
必要な健康情報から取り残されやすくなります。
つまり、問題は
「ろう者が健康に関心がない」ことではありません。
大切なのは、
健康情報が
✅ 手話で届いているか
✅ 見てわかる形になっているか
✅ 実際に使える情報になっているか
ということです。
ヘルスリテラシーを高める取り組みとして、
地域のろう協会が健康講座を開いていることがあります。
ろう者にとって、仲間と一緒に
手話で説明を受けられ、
わからないことを質問しやすく、
仲間同士で情報を共有できます。
地域や仲間で情報を共有することは効果があります。
がんは、早く見つければ助かる可能性が高い病気です🩺
しかし、Rogersらのレビューでは、手話を使う成人ろう者の健康研究が整理され、がんの診断時期の違いが指摘されています。
📊 研究で示されていること
前立腺がん:進行段階で診断
ろう者64%/一般13%
大腸がん:ろう者は多くがステージIII・IV
一般は47%
乳がん:発見時の腫瘍が大きい割合が高い
またBergeronらの研究では、次のような要因が関係すると考えられています。
⚠️ 背景にある問題
検診の情報が手話で届きにくい
受診の流れがわかりにくい
医療者と十分に話せない
がんに関する知識にアクセスしにくい
これは、ろうであることが原因ではありません。
情報やコミュニケーションの環境が、早期発見を難しくしている可能性があります。
👉 だからこそ
手話で正確な情報を得られること
安心して質問・相談できること
がん検診を受けられること
この3つが、皆さんの命を守ることにつながります。🤝
奥原先生の研究チームによる研究では、健康情報が読みにくい理由として「知識の呪い(curse of knowledge)」を指摘しています。
専門家は、一度、専門的な知識を学ぶと、「知らない人」の立場で説明することが難しくなります🧠
その結果、
📚 専門用語について説明しない
📊 数字だけを示す
📝 「なぜそうなるか」を省略する
➡️ 「次に何をすればよいか」を説明しない
ということが起こります‼️
さらに論文では、専門家ほど「正確に伝えたい」という思いから、情報を増やしすぎてしまい、逆に読む人の負担を増やすこともあります⚠️
そのため、「患者参加(PPI)」が重要なのだと強調しています。
実際に読む側が作成段階から関わることで、専門家には見えにくい“わかりにくさ”に気づけるのです👥
ろう者の場合は、さらに
🗣️ 音声中心の説明
といった抑圧構造も重なります。
つまり、健康情報は、読み手の問題ではありません。
専門家の「知識の呪い」が問題なのです。
米国のKushalnagarら(2019)の研究では、アメリカ手話を使うろう女性は、聴女性よりも乳がん・子宮頸がん検診を受けている割合がやや低いことが示されました。
🩺 子宮頸がん検診(PAP検査)
ろう女性 78%
聴女性 85%
🎗️ 乳がん検診(マンモグラフィ)
ろう女性 76%
聴女性 82%
さらに重要なのは、年齢や学歴などの要因考慮した後でも、子宮頸がん検診では、統計的にもろう女性の受診率が低いのです。
研究では、次のような要因も検診受診と関連していました。
❤️ パートナーがいる人
→ 約2.8倍受診
🏥 かかりつけ医がいる人
→ 約1.5倍受診
🎓 大学卒業の人
→ 約1.3倍受診
また、乳がん検診では、年齢が高い人ほど受診率が高い傾向が。そして、アメリカ手話のみを主に使う人より、アメリカ手話と英語の両方を使う人の方が、マンモグラフィを受けている割合が高かったのです。
これをきっかけに、ろう女性の健康問題や格差にも関心を持ちましょう。
研究で大事なのは、聴者と比べることではありません。ろう者の中にも格差があることを知ることです。
医療で大切なのは、情報保障があることだけではありません。安心して、自分のことを話せる環境があるかも重要です。
米国のろうLGBTQ成人313人を対象に、医療者へ性的指向や性自認を伝えるかを調べた研究があります。
その結果、家族や周囲からLGBTQとして受け入れられている人は、医療者にも自分のことを話し、相談する割合が約6倍高いことがわかりました。
また、医療者が本人の話をよく聞き、尊重し、わかりやすく説明する「患者中心のコミュニケーション」も大切🤝
さらに研究では、ろうバイセクシュアル女性やクィア女性、トランスジェンダー女性は、特に医療アクセス上の不平等に注意が必要だと指摘されています。
つまり、「ろう者」と一括りにはできません。ろう社会の中にも見えにくい健康格差があります。
手話で情報が得られ、そして、自分を否定されず安心して話せることが重要です‼️
国内のインターネット上に掲載されたがん検診に関する情報159件を分析した研究があります。
がん検診を勧める情報よりも、検診に否定的な情報の方が読みやすいことがわかりました。
例えば、専門家側の情報は、
「乳がん検診は死亡率減少効果が認められており、40歳以上の女性には定期的な受診が推奨されています。」
と説明します。
一方で、反検診側は、
「検診を受けても助からない人はいます。あなたは本当に受けますか?」
と伝えます。
どちらが読みやすいでしょうか。後者は短く、感情に訴えかけ、直感的に理解しやすい文章です。
つまり、
✅ 短い
✅ シンプル
✅ 感情的
✅ ストーリーがある
という特徴があります。
この研究は、正しい情報でも伝え方によっては十分に届かないことを示しています。専門家が情報を発信する際、読みやすさを確認し、理解しやすい文章に改善する必要があると述べています。
健康情報は「何を伝えるか」だけでなく、「どう伝えるか」も重要なのです。
※今週は試験的に、文字だけでお届けします。
ここで質問です。みなさんは、
「👩⚕️ 女性医師の方が話しやすい」
「👨⚕️男性医師の方が相談しやすい」
と感じたことはありますか?
初めて診察を受けた患者103人と内科医11人を調べた国内の研究があります。
その結果、
👩⚕️ 女性医師 × 👩 女性患者
の組み合わせでは、
✅ 話をよく聞いてもらえた
✅ 気持ちや不安を伝えやすかった
✅ 診察への満足度が高かった
という傾向が見られました。
一方で、
👨⚕️ 男性医師 × 👨 男性患者
では、同性だから、満足度が高くなるという結果は見られず。
ここで大切なポイントは、
「女性医師の方が良い」
「男性医師の方が悪い」
ということではありません。
ポイントは、
💬 話をしっかり聞いてくれるか
💬 わかりやすく説明してくれるか
💬 安心して相談できるか
です。
病院を選ぶとき、私たちは医師の専門知識や経験だけではなく、
🏥「この先生には話しやすい」
🏥「ちゃんと話を聞いてくれた」
という経験も、診察の満足度に大きく影響します。
健康情報は、何度も言えば効くとは限りません。
❌同じメッセージを繰り返すと、逆に「うんざり」して、健康行動が悪くなることがあります。
肥満に関する予防メッセージの効果を調べた研究があります。
「健康のために運動しましょう」
「食生活を見直しましょう」
「体重管理をしましょう」
⬇️
このようなメッセージを何度も見聞きすると、人によっては、
⬇️
✅ 読まない
✅ 無視する
✅ 避ける
⬇️
⚠️「また言われた」
⚠️「押しつけられている」
⚠️「自分で決めたい」
⬇️
という反発(専門用語で、「リアクタンス」)が起きやすいのです。
⬇️
⚠️「うんざり」が強い人ほど、運動や食生活改善をやろうという気持ちが低下😅
⬇️
これを⚠️「メッセージ疲労」⚠️と呼びます。
⬇️
❌ 同じことを何度も言う
⬇️
⭕ 伝え方を変える
⬇️
例えば、
✅ 体験談
✅ クイズ
✅ よくある質問回答
✅ 新しい研究結果
⬇️
🎯 結論
健康情報は
❌「何回伝えるか」
より
⭕「どう伝えるか」
が大切‼️
*今週は試験的にインフォグラフィック(情報画像)を使用して配信しています。
「ろう者学(Deaf Studies)」を知っていますか?
昔は、ろう者についての研究といえば、
👂「なぜ聞こえないのか」
など、「聴覚障害」そのものに注目するものが中心でした。
しかし、ろう者の中から、
✋「私たちは病気ではない」
✋「手話という言語がある」
✋「ろう文化がある」
という声が上がり、発展してきたのが「ろう者学」です。
ろう者学は、障害を見るのではなく、手話、文化、コミュニティ、そして社会との関わりを研究します。そして、「音声言語で作られた社会構造や考え方に問題がある」と考えます。
この視点は、健康情報にも生かせます。例えば米国のろう健康調査では、ろう当事者を研究者と協働するパートナーとして迎え、手話で回答できる健康調査を作りました。
大切なのは、健康情報を「ろう者に届ける」のではなく、「ろう者と一緒に作る」という考え方です💡
ろう者学は、「聞こえない人を研究する学問」ではありません。
✨「ろう者の視点から社会に問いかける学問」なのです。
ACE(逆境的小児期体験)という言葉があります。
ACEとは、子どものころに経験したつらい出来事のことです。
たとえば…
⚠️ 家族の暴力を見た
⚠️ 親の離婚
⚠️ 安心して相談できる大人がいなかった
などです。
ACEを多く経験した人ほど、大人になってから、健康問題が起こりやすいことがわかっています。
さらに、アメリカのろう成人1,524人を調べた研究では、
「家族と十分に話せなかった」
「大切な情報が伝わらなかった」
など、子どものころのコミュニケーションのつらい経験も、健康に関係していました。
このような経験が多いろう者は、そうでない人と比べて、
❤️ 心臓病:約2.1倍
🫁 肺の病気:約2.0倍
🍬 糖尿病:約1.8倍
🩸 高血圧:約1.6倍
多くみられました。
大切なのは、
「ろうだから病気になりやすい」ではない
ということです。
子どものころから、安心して手話や自分に合った方法で話せること。
将来の健康を守ることにもつながります!
今週は、試験的にパワーポイントではなく、インフォグラフィックを使った手話動画でお届けします。
【今週の質問】
🏥 みなさんは、かかりつけ医がいますか?
💬 病院へ行くときは、
✅ 毎回同じ医師に診てもらいますか?
それとも、
✅ 症状に合わせて、その都度違う病院へ行きますか?
研究(Grayら., 2018)によって、同じ医師に継続して診てもらう人は、死亡率が低いことが報告されています。
かかりつけ医を持たない人と比べて、
💀死亡リスク💀が約2〜3割低い‼️
と言われています。
なぜでしょうか?🤔
同じ医師なら、これまでの病気や薬、生活の様子を知っています。
そのため、
✅ 小さな体の変化に気づきやすい
✅ 病気を早く見つけやすい
✅ 薬や検査の重複を減らせる
✅ワクチンや必要な検査を受けやすい
など、多くのメリットがあります。
自分の手話やコミュニケーション方法を理解してくれる医師なら、安心して相談しやすくなります。
健康を守るためには、「誰に診てもらうか」が大切です😊
最後に簡単なクイズがあります‼️
📰 健康情報では、
⚠️「病気になるリスクが2倍」
⚠️「死亡率が20%減少」
が…でも…🤔
数字だけで判断するのは危険
例えば、
👥 100人中1人 が病気になる場合
⬇️ リスクが2倍になると…
👥 100人中2人
になります。
一方、
👥 100人中30人 が病気になる場合は…
⬇️ リスクが2倍になると…
👥 100人中60人
に。
📌 同じ「2倍」でも、意味は大きく違います。
では、「20%減少」は?
例えば、
👥 100人中10人 が病気になる場合
⬇️ 20%減少すると…
👥 100人中8人
になります。
❌ 100人中20人減るという意味ではない
👨🔬 ある心理学者は、
「○倍」「○%」だけでは、多くの人や医療者でも誤解しやすいことを示しました。
そのため、
📊 「100人中何人」
のように人数で示した方が、ずっと理解しやすいと提案しています。
今週の内容を振り返るクイズに挑戦してみてください(全5問)。
皆様
おはようございます☀今日の配信につおては、🎌祝日㊗️および研修会講師を依頼されているため、お休みです。
関東は今日、梅雨明け☂️の予報です。これまでに経験したことのないような酷暑が続くと言われています。水分をこまめにとり、室内で過ごすようにしましょう。
今日は、猛暑と寿命に関するひとつの研究を紹介します。酷暑の国と酷寒の国のそれぞれの寿命の長さについて研究したものがあります。
一般論としては、寒い国の方が、寿命は長いと言われています。また体温も低い方が細胞活動がゆっくりなため、老化もゆっくりと言われています。一方で酷暑で暮らす人々は、紫外線、暑さ、感染症などのリスクによって寿命が縮まりやすいと言われています。
ただ、どちらにせよ、室内でのエアコンや暖房設備などのインフラが整っていることが寿命に直結するとのことでした。適宜、水分を摂り、適度な運動もしながら、必要に応じてエアコンなどを使って過ごしてください。命を守るためには、予防行動が一番大切です。
それでは、また来週、よろしくお願いいたします。
健康を守るものは、病院🏥や薬💊だけではありません。
家族、友人、地域の人、相談できる場所など、人との「つながり」も健康に関係します。
公衆衛生の研究では、こうした
✅ 信頼
✅ 助け合い
✅ 地域活動への参加
✅ 人とのネットワーク
を 「ソーシャル・キャピタル」と呼びます。
日本語では「社会関係資本」と訳されます。
ハーバード大学のイチロー・カワチ先生がこの分野の研究で有名です。日本の高齢者を対象にした日本老年学的評価研究では、地域のつながりや市民参加が、フレイル(虚弱)、要介護、死亡リスクなどと関係することが報告されています。
つまり、「つながり」は健康を支える大切な資源なのです🌱
ろう・難聴者にとってのつながりは、近所づきあいだけではありません。
手話で話せる仲間🤟、情報を共有できる場、相談できる人、経験をわかってくれるコミュニティも、大切な健康資源です。
みなさんにとって、健康を支えてくれる「つながり」は何ですか?